【超簡単】PC(パソコン)やスマホからインターネットへ接続方法を解説

今ではスマートフォンからインターネットを使用している、という方も多いのではないでしょうか。スマートフォンからのインターネット接続については、購入時の契約でほとんどそのまま使用できるようになるため、自分で特別設定しなければならない点というのがありません。ただ、パソコンからインターネット接続を行いたいという場合、どのような方法で設定を行えば使用できる状態となるのか、分からないという方も多いのではないでしょうか。
パソコンからのインターネット接続については、知らなければならないことや設定しなければならないことが多く、パソコンに慣れていない人では使用しにくいことが多くあります。そこでここでは、初めてパソコンからインターネットを接続したいという方に向けて、インターネット接続に必要な契約から設定まで、その方法を紹介します。

①通信回線業者との契約

インターネット接続を行うためには、まずは通信回線業者との契約を行わなければなりません。この契約を行っていない間は、そもそもインターネット回線を引くための環境が整っていないことになります。通信回線業者にはいくつかの種類がありますが、その多くが電話回線業者と兼用のものであるため、自宅の電話を引くのに使用している通信回線業者があればその場所に相談することで、割り引かれた金額で契約を行うことができる場合などもあります。
代表的な通信回線業者としてはNTT、KDDI、Softbankの3つの会社があります。それぞれ通信回線としては、フレッツ光、auひかり、softbank光という回線を提供しているのが特徴です。いずれも光回線を提供しているものであるため回線速度自体に大きな違いがあるわけではありませんが、地域によって引く事ができるかどうかなどの違いがあることもあります。都心部などについては使用に制限がない場合が多いですが、地方などではまだ光回線が完備できていない地域というのもあり、使用できる通信回線業者に制限があることも考えられます。
また、通信回線にはその会社とは別にいくつかの種類が存在しています。この先ではまず、回線の種類賭してどのようなものがあるのかを紹介します。

光回線

通信回線の種類として、最初に紹介するのは光回線です。これは昨今では主流となっている通信回線の種類であり、通信速度の高さが特徴です。パソコンからインターネット接続を行う場合にはその使用目的にもよりますが、やはり通信回線速度は高いものであるほど用途によらずに便利に使用できる傾向があります。例えば動画を閲覧するという場合でもそのローディングの時間が短くなったり、ゲームを楽しむにしても発生するラグを小さく抑えることができるためです。
特別な事情がない限り、今は光回線を選んでおく、というのでおおよそ問題はありません。ただ、もちろん他の回線にもメリットとなる部分があるため、その点を比較しながら検討されるのが良いでしょう。

ケーブルテレビ回線

通信回線の種類として2つ目に紹介するのは、ケーブルテレビ回線についてです。このケーブルテレビ回線の特徴となるのが、集合住宅などでは最初から引かれていることも多く、新しく契約を必要としない可能性もあるということです。ケーブルテレビ回線は光回線に次いで高い通信速度を有しているもので、大容量のファイルやデータをやり取りするのでないのであれば、そこまで不便に感じることもないでしょう。高画質の動画などであっても、それほどローディングに時間がかかるということはありません。

ADSL回線

通信回線として最後に紹介するのは、ADLSについてです。このADSLは一時期は高速回線の1つとして扱われていましたが、今では光回線の登場により、高速回線とは言えないものとなりました。昨今では動画サイトなどで公開されている動画の容量も大きくなっているなど、データ量の方が拡張してきていることによって、ロード時間が長くなってしまうことも多くなっています。最速のもので下り速度が50Mbpsとなっているものがありますが、これはあくまでも最速の場合であり、実際に計測してみると5Mbpsもでていないということもよくあります。
動画のように大容量のものを見ないというのであればそこまで問題が発生するものではありませんが、そうでない場合にはどうしてもストレスがかかってしまうかも知れません。

通信速度の種類

ここまで、通信回線について速度を中心に紹介をしてきましたが、通信速度には大きく分けて2つの種類が存在しています。それは、下り速度と上り速度という2つの種類です。下り速度というのは、インターネット上からファイルやデータをダウンロードする場合の速度で、上り速度は自分のパソコンからデータをアップロードする場合の速度となります。ダウンロードはするけどアップロードはしない、と言う人でも、データ送信などが含まれているようなサービスも多く、上り速度によってサービスの利用速度が遅くなってしまう可能性もあります。
また、例えばインターネット通話サービスなどを使用する場合についても、上り速度が不足していると相手方からうまく声が聞き取れなくなってしまうこともあります。これらの点についてもバランスを取りつつ考えるのが良いでしょう。

同じ回線の種類でも通信回線業者によって速度が違う

また、ここまで通信回線の種類と言う面でその速度を比較してきましたが、同じ回線の種類であっても、契約している通信回線業者の種類によってその速度が変化することは多くあります。例えば光回線である場合、フレッツ光やauひかりなどでは最大1Gbps程というような回線速度となっているのに対して、NURO光では2Gbpsまで出すことができる、というような違いです。
これは通信業者によって光回線そのものの種類が違っていることによるものです。NURO光は昨今使用できる回線の中では特に回線速度が早いのが特徴ですが、その分まだ使用できるエリアが限定されているというデメリットもあります。お住まいのエリアで使用することができるか、個別に確認を行う必要があるでしょう。

②プロバイダーとの契約

それでは、通信回線業者と契約をしたらそのままインターネットが使用できるようになるのか、というと実はそうではありません。通信回線業者とは別にもう1つ、プロバイダーというものと契約を行わなければなりません。通信回線業者とプロバイダーは混同されてしまうことが多いものなのですが、この2つは別のものです。通信回線業者がインターネットを接続するための経路を提供するものであるのに対して、プロバイダーはその通路を使用するための権利を提供するものとなります。この2つが揃って初めてインターネットが使用できる状態となります。
通信回線業者の数がそれほど多くはないのに対して、プロバイダーの数はかなり多く存在しており、どのような点から選ぶのかが重要なポイントとなります。

住宅形態による違いがある

プロバイダー選択する場合、住宅形態の種類によって違いがある点を知っておく必要があります。ファミリータイプと呼ばれる戸建て向けの契約と、マンションタイプと呼ばれる集合住宅向けの契約です。プロバイダーによって利用料金などには違いがありますが、基本的には戸建てタイプのほうが料金は高くなりがちで、集合住宅タイプのほうが安く利用できるケースが多いと言えます。
ただし、戸建てタイプの方は自宅のみでその回線速度を使用できるのに対して、集合住宅タイプの場合には集合住宅全体で速度を共有するような形となるため、使用者が多い時間帯には通信速度が低下してしまうというようなデメリットが発生することもあります。

料金とサービスを比較して選ぼう

それでは、実際に使用するプロバイダーを選択する場合にはどのようなポイントを比較して検討するのが良いのでしょうか。まずはやはり料金による違いがあるため、この点についてはしっかり確認をしておくのが良いでしょう。単純な月額料金を比較するだけではなく、回線を引く際に必要となる工事の費用や、継続利用による割引システムなどについても確認をしておくことが必要となります。
また、料金だけではなく、その他の付帯サービスも比較して選択するのが良いでしょう。最初に紹介したように通信回線業者は電話業者を兼任している場合が多いため、電話料金が安くなるようなサービスが付帯していたりすることも多くあります。また、インターネットテレビの契約などが付帯契約として使用できるなどのサービスが行われていることもあるため、これらも含めて検討するのが良いでしょう。
インターネット接続を行うためにはモデムや終端器などが必要となりますが、これらが無料でレンタルできるのか、購入しなければならないのか、という点についてもチェックしておくべきポイントの1つです。

③準備が整ったらいざ接続開始

通信回線業者とインターネットプロバイダーの2つと契約を行ったら、パソコンをインターネットに接続するための前提条件は整っていると言えます。モデムや終端器のレンタルがない場合についてはこれらの購入も行い、ケーブルなども十分なものを用意しておくようにしましょう。LANについては、有線の方が安定度が高く、無線の方が移動の自由度が高くなるため、デスクトップ型のパソコンであるかノート型のパソコンであるかから選択するのも1つの方法です。
それでは、準備が整ったら実際にインターネット接続を行うための設定方法について紹介します。

正しく機材の接続を

まずは、パソコンとその他の機材を正しく接続するところから行います。一般的な回線の場合、インターネット回線端子から終端器につなぎ、終端器からLANケーブルを使ってモデムに接続を行います。プロバイダーによっては終端器がそのままモデムの役割を持っていることもあるため、その場合についてはモデムの接続は必要ありません。接続してしまうと二重モデムと呼ばれる状態になってしまい、通信回線速度が低下してしまう可能性があります。
その上で、モデムからパソコンに対して接続を行います。有線の場合にはそのままケーブルで、無線の場合には無線端子の設定をパソコン側から行い、接続ができるようにしましょう。無線での接続の方法はモデムによっても違いがあるため、それぞれのモデムによる設定方法を確認しながら設定を行います。

パソコン側の設定を行おう

機材の接続を行うことができたら、今度はパソコン側の設定を行い、インターネットに接続できる状態とする必要があります。ここでは、Windows10を使用している場合の接続設定の方法について紹介します。
まず、コントロールパネルを開く必要があります。左下のWindowsロゴが表示されているボタンを押すと、パソコン内のプログラムが一覧で表示されます。その中から「コントロールパネル」というものを探しましょう。あるいは、ロゴを右クリックして、そのメニューからコントロールパネルをクリックしても構いません。他にもキーボードのWindowsキーを押しながらRを入力して、ファイル検索画面を表示させ、そこにコントロールパネルと入力する方法もあります。
コントロールパネルにたどり着いたら、今度はネットワークとインターネットと表示されている下に青い文字で表示されている「ネットワークの状態とタスクの表示」を選択します。すると、ネットワークと共有センターというページが表示され、その中に新しい接続またはネットワークのセットアップという項目があるはずです。これをクリックして、セットアップ画面に入ります。
すると表示されるダイアログの中から「インターネットに接続します」と書かれている項目を選択します。次にブロードバンド(PPPoE)という項目が表示されるはずであるため、これを選択しましょう。

必要な情報の入力

コントロールパネルからPPPoE接続の画面に入ると、3つ入力しなければならない項目が存在しています。まずユーザー名には、プロバイダーから割り振られているユーザー名を入力しましょう。ランダムな文字列などが前半部分に含まれている事が多いため、入力を間違わないように注意して入力を行います。
次に、パスワードについてもプロバイダーから割り当てられているものを入力します。初期設定ではパスワードは黒丸で表示されてどのように入力できているのかがわからないため、念の為確認を行う際にその下のパスワード文字を表示する、のチェックボックスにチェックを入れましょう。また、頻繁にパスワード入力を求められるのが煩わしいという場合には、このパスワードを記憶する、のチェックボックスにもチェックを入れておきます。
最後に接続名ですが、こちらは自分の分かりやすい好きな接続名を入力して構いません。インターネット接続を管理する上で表示される名称というだけであるため、接続上重要な項目ではないためです。これで、基本的な接続設定は終了です。接続ボタンを押すと接続テストが行われ、これが無事に成功するとインターネットが接続できている状態となります。できなかった場合には設定項目にミスがあったり、機材接続にミスがある可能性があるため、そのあたりを確認するようにしましょう。

④インターネット接続のまとめ

それでは最後に、インターネット接続の設定についてのまとめを行います。インターネット接続は、設定自体はそこまで難しいものではありません。今回はWindows10に標準で搭載されているPPPoE接続のための方法を使用しましたが、プロバイダーによっては簡単接続ツールのようなものをディスクで郵送してくれる場合もあり、これを使用することでよりわかりやすく入力するだけで接続できるようになっていることもあります。
接続設定を行う上でより難しいのは回線業者の選択と、プロバイダーの選択です。アフターサービスなども含めて考え、これらの契約を行うことができれば、後の接続はそこまで難しいことはないでしょう。

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