ガラスひび割れ対策!台風への備えとして網入りガラスへの交換を

自然災害などを原因として家の窓ガラスが割れるなどの被害が生じてしまうこともあります。台風は日本では夏の風物詩となっていますが、大きな被害を発生させる台風も増えており、家庭においてもこのリスクと向き合わないといけません。
しかし、こうしたリスクを低減するために網入りガラスへの交換をおこなう方法もありますので、ぜひ覚えておきましょう。

①家のガラスが割れた!原因は何?

家の窓ガラスは通常使用している限りでは割れるようなことはほぼありません。しかし、ガラスである以上は何かの拍子や圧力などによって割れてしまうこともあります。
まずは、どのような場合に割れてしまうのか、その原因を把握するようにしましょう。

1.1自然災害が引き起こすケースが増加中のガラス割れ

ガラスが割れる原因のひとつに自然災害があります。台風や防雨風、竜巻や地震など、日本国内にはあらゆる時期に様々な災害が発生します。無論、災害は無いに越したことがありませんが、台風のようにほぼ毎年必ずやってくるものもあるため、仕方がない部分もあります。
そのため、避けたいと思っても避けられない事態でもあります。だからこそ、窓ガラスを守りたくても守れない場合もあり、割れてしまうことがあります。具体的には台風でどこかの家から飛んできた植木鉢などが当たって割れてしまうようなこともあります。信じられないほど大きなものも動かしてしまうのが強風ですから、自然の力を侮っていると大変なことになるのです。
自分たちの体こそ幸いに無事であっても窓ガラスの大破による損害が生じてしまってはコストもかかります。すでに経験したことがあればそのリスクは承知しているでしょうが、ニュースなどで見ていてもまだ他人事として捉えている人も多いはずです。しかし、これはいつ誰の家にも起こる可能性がありますので気を付けておきたいものです。
また、その際にはガラスを交換することも考えたいものです。

1.2庭や室内からガラスに向かって転倒してひび割れ

自然災害以外にも人間のミスなどが原因で窓ガラスを割ってしまったり、ひび割れを生じさせてしまうことがあります。その原因のひとつが屋外で何かの作業をしているときに、物干し竿などを倒してしまい、それが窓ガラスに当たってしまったようなケースです。このような不注意から起こる窓ガラスの破損は数多く発生しています。
また、家の外側から破損させてしまう場合もあれば家の内側から破損させるケースもあります。家の中に置いていた何かを転倒させてしまい、それによってガラスを割るというケースです。
もちろん、物が当たって割れるだけならば被害はガラスだけで済みますが、人が当たる場合もあります。特にお子さんがいる家庭の場合には、遊ぶことに夢中でこうした事故に発展することもあります。
その場合にはガラスが割れるということ以上にお子さんのケガも心配です。大けがに繋がる可能性もあるため、こうしたリスクへの教育は徹底しておきたいものです。さらに窓ガラスに当たってしまったとしても、大けがに繋がらないように割れにくい窓の導入も検討しておきたいものです。

1.3窃盗犯に狙われた家のガラスがひび割れ

窓ガラスにひび割れが生じるケースの中には意図的に誰かが割った場合もあります。窃盗や空き巣などの犯罪者が窓ガラスを割って家に侵入しようとした形跡です。その後、家の中にまで立ち入られ、被害が発生するケースもあり、そうなるともはや窓ガラスどころではなくなりますが、このような被害に至ったのは窓ガラスが強固でなかったためとも言えます。
無論、住んでいる人は何も悪くはなく、悪いのは犯罪をおこなった側です。
しかし、犯罪者もどのような家でも狙うわけではなく、割りやすい窓のある家などを狙うものです。そのため、割りにくい防犯性の高い窓を備えておくことで、こうした被害を逃れられるケースも多いのです。
だからこそ、窃盗などの犯罪者に通常のガラスは割られてしまうことがあるということも覚えておきたいひとつの要素と言えます。

②家を守ってくれる強いガラスはズバリ何?

様々な要因から窓ガラスが破損してしまうケースはありますが、だからこそ窓ガラスのメーカーは強化性の高いガラスを研究し、すでに商品として多く世の中に出回っています。
そのため、それら強いガラスの存在に目を向けることが大切ですが、実際に強いガラスとして認知されるものにはどのようなものがあるのでしょうか。すでに存在する強いガラスの例を覚えておきましょう。

2.1災害も犯罪も他人事ではないためガラス対策を

強いガラスは数多く存在します。一般的なガラスは1枚ガラスと言われ、ガラス製コップなどと同じように1枚のガラスが窓枠にはまっています。ガラスコップを不注意から落としてしまった経験がある人は多いものですが、これと同じレベルの強化性のため、少々の衝撃であってもひび割れが起こり、さらに強い衝撃では割れ落ちてしまうことがあります。
そのような1枚ガラスに対して用意されているのが耐久性に優れたガラスの数々です。ただし、目的に応じてその強さも異なります。たとえば力による衝撃に強いと言われるのが強化ガラスです。また、耐火性の高いガラス、UVカットに強いガラスや遮熱性に優れたガラス、防音に強いガラスなど、幅広く用意されています。
また、強化ガラスと呼ばれるものも様々なものがあり、いずれも頑丈に作られていますが、そこにもバリエーションがあります。ハンマーなどで叩いても割れない強化ガラスもあれば、やがて割れてしまうもののひび割れが生じるのみで割れ落ちるようなことがない強化ガラスもあります。
さらに、網入りガラスとして知られるワイヤーがガラス内部に配されたガラスもあり、こちらは古くから存在していますが、強化ガラスのひとつに数えられることも多いです。そのため、まずはこうしたバリエーションを把握した上で、自宅の窓ガラスも強化することを考えていきましょう。災害や犯罪被害に遭う自体は、日々のニュースなどで目にしていても、自分には関係ない、自分は大丈夫と他人事として捉えている人が多いです。
しかし、実際に被害に遭っている人たちも被害に遭うまでは同じように考えていたわけです。いくら大きな台風が来ても、まさかガラスが割れるほどのことはないだろうと考えていた人がほとんどなのです。しかし、実際にはそれが現実になっているわけですから、いつまでも他人事として考えずに窓ガラスを強化することを考えておきたいものです。運よく何も起こらない人もいますが、場合によっては次にやってくる台風で被害に遭う可能性もありますし、今日明日で犯罪者に狙われる可能性もあるのです。そのような意識を持つことがとても大切です。

2.2ガラスのタイプを変えるだけでも効果アリ

世の中には数多くの窓ガラスがあり、それぞれタイプも異なります。だからこそ、今ある窓ガラスに満足するのではなく、新たな窓と交換することを前向きに検討したいものです。その際、台風などの自然災害への対策としての窓ガラスの交換を考える際には網入りガラスの活用も考えてみましょう。
耐久性や強化性などの観点で言えば、たしかに今は数多くのタイプの優れたガラスが存在します。網入りガラスは古くから存在するものであり、必ずしも最新技術から生まれたガラスとまでは言い切れません。しかし、だからこそ網入りガラスは低コストで導入できるガラスでもあります。
1枚ガラスと同じとまでは言えませんが、ほぼ変わらない値段で導入することが可能です。そのため、風によって何かが飛んできたときに窓ガラスが割れるのを防ぎたいという思いがありながらも、コストをかけずにその改善策を探し出したいという場合には、網入りガラスの検討をしてみましょう。
網入りガラスは文字通りガラス内部に網が入っています。つまり、ワイヤーが張り巡らされています。とても細いワイヤーなので、窓ガラスとしての役目を失うことはなく、明るさの確保なども問題ありません。
しかし、中に網が入っていることから仮に何かの衝撃を受けたとしても割れてしまうということがほとんどないのです。もちろん、ひび割れは生じることが多いです。大きな衝撃であればそれを受け止めきれずにひび割れを生じさせてしまうことはあるのです。しかし、網が入っていることからガラスにひびが入っても、割れ落ちるようなことは少ないわけです。
そのため、室内にいる人の危険性なども低くなると言われています。いつどこからどのようなものが飛んでくるのかわからないわけですから、このような窓ガラスの導入を考えてもいいのではないでしょうか。

2.3強化ガラスと網入りガラスの違いとは?

網入りガラスのほかにも強化性の高い強化ガラスがあります。この強化ガラスはワイヤーを入れるのではなく、ガラスの厚みを増やしたり、特殊な膜を表面にコーティングするなどしてガラスを割れにくいものにしているのです。そのため、そもそもひび割れなども生じにくいガラスとなっています。
網入りガラスはガラスの飛び散りを防ぐことが大きな目的であって、大きな衝撃が加わった場合にはひび割れを生じてしまうことがありますが、強化ガラスの場合には相当な力で叩いてもひびさえ入らないものもあります。さらに鋭利なもので叩いても、ひび割れなどが生じることはあったとしても、穴が開くというようなところまではいきません。
つまり、外部からの侵入を試みる空き巣などに対して効果的であり、防犯ガラスとも呼ばれています。それぞれ特徴が異なりますが、強化ガラスと網入りガラスのコストを比較した場合でもそこまで大差はありません。工事を請け負う業者や窓ガラスのサイズなど諸事情によって金額差はありますが、業者によっては強化ガラスのほうがリーズナブルな価格で作業しているケースもあるほどです。
そのため、網入りガラスにするのか強化ガラスにするのかという考え方を持ってみてもいいはずです。イメージだけで言えば強化ガラスのほうが圧倒的に高いと考えてしまうものですが、今はこのような価格の差しかないため、双方を選択肢に入れておきましょう。
また、ガラスにはそのほかにも外部から中が見えにくくなくすりガラスやマジックミラーのようになっているガラス、結露を防止するための二重構造の窓ガラスなど様々なものがあります。さらに、こうした機能をいくつも有している窓ガラスもあります。つまり、1つの窓ガラスが何役もこなしてくれる場合があるのです。
そのため、網入りガラスの特徴を把握しつつも、まずはあらゆるガラスが存在している事実を知り、その上で総合的な判断を下しておきたいものです。

③網入りガラスがもたらすメリットとは

窓ガラスのひとつのタイプである網入りガラスですが、このガラスへの交換によって様々なメリットが得られます。
そのため、それぞれのメリットを把握した上で、自分自身も交換するべきかを考えていくようにしましょう。

3.1ひびが入っても中に入ることは不可能

網入りガラスはひび割れが生じることはあっても、それ以上の大きな破損はないガラスと言われています。通常のガラスの場合、ひび割れが生じたあとにさらに大きな刺激が加われば割れてしまいます。つまり、ガラスの一部もしくは全体に穴が開きます。しかし、網入りガラスの場合にはこうした広がりをワイヤーが食い止めます。
ワイヤーがガラス全体に行き渡っているため、たとえ一部にひび割れが生じたとしてもそれ以上は広がりません。つまり、ひび割れで終わるのです。ものが当たったときにもこのような状態となりますが、防犯面でも優れていると言われています。
ワイヤーのおかげでひび割れこそ入りますが、ガラスを割るということが達成できないため、ガラスを割って窓の鍵を開錠しようとする犯罪者にとっては面倒な相手となるわけです。そのため、中に入ることも不可能となるケースが多く、被害を水際で食い止めることができるわけです。
もちろん、だから防犯は完璧とまでは言えませんが、通常のガラスよりはありがたい存在となりますので、交換することも考えてみましょう。

3.2飛来してきた物を網が食い止める

台風などの強風が吹き荒れる天候の中では、飛んできたものがガラスを突き破り、室内にまで入ってくることもあります。これを食い止める能力も網入りガラスにはあります。もちろん、飛んできたもののサイズや重さ、勢いなどにもよりますが、被害を通常の1枚ガラスより軽減できる可能性を秘めています。
ワイヤーが受け止めのネットになってくれて、ガラスこそ大破しても中にいた人は無事というケースもあるはずです。実際、台風関連のニュースでは外から飛び込んできた飛来物に当たって家の中にいた人が被害にあうケースも報じられたことがあります。
そのため、こうした飛来物への対処はどこの地域に住む人であってもおこなっておきたいものですが、その際に網入りガラスを活用することもひとつのプランとして持っておきたいものです。

3.3防犯性を高めるための交換ならば防犯ガラスがベスト

網入りガラスには様々なメリットがありますが、さらに強いガラスを求めているのであれば強化ガラスへの交換も考えてみましょう。強化ガラスにも様々なものがありますが、網入りガラス以上に外部からの衝撃に強いものもたくさんあります。
そのため、自然災害によって飛来してきたものへの耐久性もより高いガラスとなる場合が多いのです。さらに防犯性を高める意味での交換であれば、やはり強化ガラスのほうが優れているケースが多いのです。
さらに強化ガラスの中にはひび割れこそ生じてもガラスが飛び散らないようになっているものも多いため、台風などに備えてガラスが飛散しないものを選びたいと考えている方にとってもピッタリです。まずはどのようなガラスがベストなのかを業者などに相談し、自宅の状況を見てもらい、自分たちの目的なども伝えた上で話し合ってもいいかもしれません。

④網入りガラスへの交換にかかる費用とは

ガラスの交換をおこなう際、これを専門業者に依頼するケースがほとんどです。交換作業そのものはもちろん、自宅の枠にピッタリ収まるサイズのガラスを自分で買ってくることは難しいため、やはり専門業者を頼ることが多いです。
そのため、このようなガラス交換工事の費用相場を把握しておきましょう。

4.1網入りガラスへのおおまかな交換費用

ガラスのタイプごとに費用は異なりますが、網入りガラスの場合にはサイズにもよりますが、小窓のための網入りガラスであれば2,000円前後で用意してくれる業者が多いです。そのほかのサイズでも、たとえばバルコニーへの出入りをおこなう際の大きな窓であっても20,000円から30,000円というリーズナブルな価格で工事を請け負ってもらえることが多いです。
家中のガラスすべてを交換ということになれば大きな金額になりますが、たとえば防火や防犯のためにガラスを交換しておきたい優先順位の高い場所から交換し、その後は今後随時揃えていくなどという形での工事も検討してみましょう。また、網入りガラスにも様々なタイプがあり、それによって見た目も大きく変わります。
斜めにワイヤーが入ったものもあれば窓ガラスに対して水平および垂直にワイヤーが走るものもあります。さらに縦横それぞれにワイヤーが入っておらず、横にのみワイヤーが走るものもあります。これらワイヤーの走り方によって見た目は大きく変わりますので、設置する場所に合わせて変えていくのもひとつの方法と言えます。

4.2今後の被害を思えばリーズナブル

ガラス交換には費用が発生します。その総額を見積もってもらった際に高額に感じて躊躇する人も中にはいます。しかし、長い目で見た場合にはかえって低コストになる可能性もあります。ごく普通の透明ガラスを使用しており、そのガラスが何かの拍子で割れてしまえば当然ながら即座に修理工事をして新しいガラスと交換してもらいます。
そして、このような工事が今後1度だけの人もいるでしょうが、運悪く何度も工事をしなければならないケースもあります。そうなるとどんどん費用がかさんでいきます。これが最初から網入りガラスや強化ガラスなどに交換していれば、仮に物が当たってもその衝撃を吸収してくれれば交換工事は不要です。
つまり先行投資をしておくことによって今後の無駄な出費をおさえられる可能性もあるのです。そのようなことまで考えると決して高額ではなく、むしろリーズナブルな価格とも言えるはずです。だからこそ、窓ガラスの交換工事はぜひとも前向きに検討してください。

4.3ガラスを無駄にしないために雨戸やシャッターも活用

窓ガラスの工事をおこなったあと、自分自身の小さい工夫で様々な被害から我が家やガラスを守ることも考えておきましょう。耐久性のあるガラスに変えた場合、安心感を抱いてしまう人もいます。
たしかに耐久性や強化性のあるガラスに変えれば安心感はありますが、だからといってどのような環境でも放置しておけばいいというわけではありません。たとえば台風が来る際には雨戸やシャッターを閉めて、ガラスを守るようにしましょう。
強化ガラスなどに変えるとこうした行為をとらない人もいますが、ガラスのみに全ての責任を押し付けるのではなく、ほかにもとれる対策があるのであれば、それらも総動員しておきましょう。そして、大切な窓ガラスや我が家を守ってください。

まとめ

数多くある窓ガラスの中で昔も今も親しまれ、重宝されているのが網入りガラスです。ワイヤーガラスとも呼ばれるこのガラスは防火性に優れている上、ワイヤーのおかげで様々な衝撃を受けてもガラスが割れたり、飛び散ったりしないと言われています。
様々なメリットがあるガラスのため、これからの我が家を守りぬくためにも、こうしたガラスへの交換を考えておきましょう。もちろん、網入りガラス以外にも優れた機能を有しているガラスは数多くありますので、それらも含めて活用を検討しましょう。

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