自動ドアのガラスが割れる原因!割れた時の正しい対処法

自動ドアを採用している建物では、度々割れるなどのトラブルが発生します。剥き出しのガラスを使っている自動ドアのガラスは、強化ガラスを採用していることが多いのですが、それでも場合によっては割れてしまうこともあるのです。その原因を知っておくことはとても重要だと言えるでしょう。原因もわからずに割れていると対処が遅れることもあるので、強化ガラスだとしても割れてしまう可能性を考えておきましょう。 自動ドアのガラスが割れてしまった場合は、しっかりと対処しなければ被害が拡大してしまうこともあります。そのため、しっかりとした対処法についても知っておくことは重要です。自動ドアのガラスは意外にもデリケートなので、対処法を知っておくといざという時に役立つかもしれません。割れるという機会自体はそこまでありませんが、対処法を知っておくだけでもまた違ってくるでしょう。 ここでは自動ドアのガラスが割れる原因はもちろん、正しい対処法について紹介します。そちらも頭に入れておくと良いかもしれませんね。極力難しい言葉は排除して説明していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

はじめに

会社のビルや企業の店舗など、色々なところに自動ドアのガラスが採用されています。近年は個人の住宅などでも自動ドアを採用しているところがあります。頻繁に動く自動ドアのガラスは強化ガラスになっていることも多いのですが、それでも強い衝撃や圧迫には弱く、衝突や激突によって割れてしまうこともあるのです。割れる原因は多々あるので、それらに関しては知っておく必要がありますね。いざという時のために対処法も知っておくと、なお良いです。 ここからは自動ドアのガラスが割れる原因を説明するとともに、正しい対処法についても解説します。自動ドアを採用している会社や企業、もちろん個人も読み進めていただけると幸いです。自動ドアは毎日のように使うこともあるので、トラブルに関してもすぐに対処できるようにしておきましょうね。

 

①自動ドアのガラスが割れる原因

自動ドアのガラスというのは、割れるべくして割れます。強化ガラスを使っているとしても、やはりガラスであることには変わらないので、割れてしまうこともあるのです。 ここからは実際に自動ドアのガラスが割れる原因を細かく紹介していきます。ここでしっかりと原因を知ることで、より対処できるようにしておきましょう。もちろん、原因を取り除けばそもそも割れることも避けられるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.1人の不注意による原因

ガラスが割れる時の原因の多くが、人による不注意です。よそ見やわき見をしていて激突してしまったり、衝突してしまったりすることも少なくありません。また、故意に割るという人もいるかもしれません。当然、故意に割った場合は過失が問われますし、ほとんどの場合は自分で対処しなくてはなりません。人の不注意はもちろん、場合によっては故意に割られることもあるので注意が必要となるでしょう。 子供や高齢者などには特に注意が必要となります。
例えば、子供が近くで遊んでいたりすると、それによってガラスが割れてしまうこともあります。力加減がわからずに割ってしまうこともあるし、スポーツなどをやっていてその弾みで割れるということもあります。子供の力で割れるということは考えにくいですが、何かの原因が偶発的に発生して割れることもあるので注意しましょう。
また、高齢者は足腰が弱いということもあって、何かの弾みで自動ドアのガラスにもたれかかってしまうかもしれませ。もたれかかったくらいでは普通割れませんが、場合によっては転倒してぶつかったりすることもあるので注意が必要となりますね。

1.2物の衝突・激突による原因

自動ドアのガラスというのは、物の衝突や激突にとても弱いです。特にビルや店舗に使われているガラスなどは、車がぶつかることで割れてしまうということも多いです。運転をしている人は気をつけているので大丈夫だとは思いますが、たまに不注意で車をぶつけてしまうこともあります。そうなると、実は結構簡単に割れてしまうのです。くれぐれも自動ドアのガラス周辺では、物を動かす際に注意が必要です。 手に持っているバッグがぶつかったり、作業用の工具などがぶつかったりすることもあります。自動ドアのガラスは透明なので、人によっては目に入らずにそのまま物をぶつけてしまう人もいるのです。
その他にも、いらずらで石を投げつけられたりすることもあるかもしれません。当然、石のように固い物がぶつかれば、ガラスは割れてしまいます。強化ガラスであれば防げる可能性も高いですが、場合によっては簡単に割れてしまうこともあるので注意しておきたいですよね。

1.3動物の飛来による原因

動物などが飛来することによって、ガラスが割れるということも実は結構あります。飛来と言えばカラスやツバメなどの鳥類を思い浮かべることが多いかもしれません。確かにあの手の小さな動物であれば、飛来したとしてもガラスが割れる可能性は低いです。ただ、場合によっては動物が激突・衝突することで割れてしまうこともあるので、その点も注意が必要となります。 滅多にない話ですが、場合によっては鳥類だけではなく獣類も襲ってくるかもしれません。牛や馬、犬や猫、イノシシなどには気をつけておきたいです。もちろん、自動ドアを採用しているところで、そういう動物がいる場所というのは考えにくいですが、場合によってはそういう動物が原因で割れてしまうことも「ない」とは言えないのです。そこはしっかりと考えて起きたいところだと言えるでしょうね。

1.4経年劣化による原因

ガラスは劣化しないと思っている方が多いですが、実は経年劣化してしまいます。経年劣化というのは、年数が経過すればするほど脆くなっていくということで、ガラスも長く使い続けていると劣化していきます。また、自動ドアなどの設備であれば、それ自体が老朽化してくることもあります。設備が劣化してくると、ガラスなどを支えることも難しくなり、ちょっとした衝撃や圧迫で割れてしまうことがあるのです。 定期的なメンテナンスを行っていれば経年劣化は防ぐこともできるのですが、採用してから数十年以上経過している自動ドアに関しては注意が必要となります。そのまま放置していると、ちょっとしたことでも割れてしまうようになるかもしれません。

1.5温度差による原因

ガラスは温度差に弱いものもあります。種類によっては温度差にも負けないものが多いですし、自動ドアなどに採用されることが多いガラスは温度で割れるということは少ないです。ただ、極端に暑い地域や寒い地域の場合は室内外の気温差が激しくなり、ガラスが割れる原因になってしまうこともあります。温度差が開けば開くほどガラスに対する負担も大きくなってくるので、十分に注意が必要です。 地域ごとに気温差というのは違ってくるので、それぞれの地域ごとにガラスを工夫しているということも多いです。そこは上手に活用して、割れにくいガラスを採用していくことが必要となってくるでしょうね。

1.6災害による原因

地震や台風、落雷、吹雪、火事などの災害では、簡単にガラスも割れてしまいます。日本は災害大国なので、定期的に災害が発生し、ガラスが割れてしまうということも少なくありません。事実、自動ドアのガラスが割れてしまう原因の多くは、この手の災害に関するものだったりします。また、一度の災害に耐えたとしても、日本は何度も災害が訪れるので、それによって劣化して割れてしまうということもあります。 災害はどうにも防ぐことができないため、対策や予防を考えるのなら、強い揺れや風にも強いものを採用するしかありません。ガラスメーカーも工夫して色々と開発しているので、近年は強いガラスもとても多いです。そこは専門業者に相談して、交換しておくというのも良いかもしれません。事実、そういうガラスを使っていると災害の時にも安心できるのではないでしょうか。

②自動ドアが割れた時の対処法

自動ドアのガラスが割れた時、正しく対処しなければ被害が拡大することもあります。まずはどのように対処すれば良いのかについて頭に入れておくようにしてくださいね。 ここからは割れてしまった時に、取るべき行動について解説します。自動ドアのガラスは普通のガラスとは状況が変わってくるので、そこも理解しておくことが必要となってくるでしょう。

2.1自動ドアの電源をオフ

自動ドアのガラスが割れてしまった時は、まずは自動ドア自体の電源をオフにしましょう。電源が入っている場合は、ガラスが割れていても開閉してしまうことがあるかもしれません。そうなると、近くにいる人が怪我をしてしまうこともあります。ガラスが飛び散ってしまうこともあるので、まずは電源を落として安全を確保しましょう。ただ、ビルや店舗によっては、自動ドアの電源が連動していることもあるかもしれません。その場合は電源を切ると自動ドア全体が作動しなくなることもあるので注意しましょう。 自動ドア周辺には人が近づかないようにすることも重要です。電源をオフにしたら、注意書きなどをするようにする他、注意喚起を口頭で行うなどして、安全を確保してください。ガラスが飛び散っている場合は広範囲に広がっていることもあるので、そこは十分に気をつけておくことが必要となるでしょう。

2.2怪我をしないように準備

ガラスの処理をする場合は、自分自身が怪我をしないように準備しましょう。用意するものとしては手を保護する軍手などの手袋があると良いです。また、ガラスが飛び散っている場合は掃除機などで対応しても良いかもしれません。掃除機がある場合はガラスを吸ってしまうと良いでしょう。ただ、掃除機によってはガラス片で内部が傷つくものもあり、それによって故障することもあるので、極力はちりとりを使った方が良いかもしれませんね。 怪我に関しては、気づかないうちに切れていることなどもあるので、十分に気をつけるようにしてください。特にガラスによっては、手に触れるだけでスパッと切れてしまうこともあるので、怪我をしないために手だけではなく足などにも気をつけておきましょう。

2.3大きなガラス片の処理

 

大きなガラス片は、手で慎重に取り除けば十分です。わざわざここで掃除機やちりとりを使うと、被害が拡大する可能性もあります。大きなガラス片に関してはまとめて取り除き、その場の被害拡大を防ぎましょう。ただ、大きなガラス片は意外と重量があることも多く、女性だけでは対応できないこともあります。近くに男性がいる場合は、力を借りるということも必要となります。 ガラス片に関しては、割れた時の状況によって大きく違ってきます。そのため、状況をよく確認してから対応していくことが必要となるでしょう。

2.4小さなガラス片の処理

小さなガラス片は、掃除機やちりとりで対応していくと良いでしょう。ガラス片は目に見えないほど飛び散っていることも多く、場合によっては手で触れて切れてしまうこともあります。掃除機やちりとりであれば手を傷つけることもないので、安心して処理することができます。 目に見えないガラス片が多そうな場合は、あまり動き回らずに状況を把握しておくことが重要です。意外とガラスが割れると広範囲に飛び散っていることもあるので、十分に安全を確保した上で処理するようにしてくださいね。

2.5ガラス片を集めて処分

ガラス片をある程度片付けたら、新聞紙などで包み、段ボールに入れておくと安心です。そのままビニール袋などに入れる人がいますが、ガラス片は尖っているので、すぐに破けてしまうでしょう。新聞紙は意外と丈夫なので、しっかりと包み込んでおくと安心です。なお、段ボールに入れておけば、より誰かが触って怪我をすることもないので、さらに安心できます。 ガラス片はいつまでも保管しておかずに、段ボールにまとめたら早めに処分するようにしてください。ただ、ガラスの場合は自治体によって処分方法が異なる場合もあるので、それぞれの地域に合わせて処理するようにしてくださいね。

③自動ドアのガラストラブルは専門業者へ

自動ドアのガラストラブルが発生したら、自分で対処しない方が良いかもしれません。無駄に現場を荒らすと怪我の原因にもなりますし、被害が拡大してしまうことにもなります。それならば、専門業者に依頼して対応してもらった方が良いです。専門業者であればすぐに対応してくれて、ガラスもしっかりと処理してくれます。安全安心に対応してもらいたいなら、専門業者は必須かもしれません。 専門業者に依頼すれば、割れたガラスの交換にも対応してくれます。より頑丈なガラスにするのも良いですし、とりあえず今まで使っていたガラスに交換してもらうことも可能です。そこは専門業者に依頼して、どのような対応をするのが良いのか確認してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか。窓ガラスの結露防止対策についておわかりいただけたでしょうか。窓ガラスの結露が気になっていた方もあまり気にしていなかったという方も、快適な毎日を過ごすために、ぜひこちらでご紹介した結露防止策をお試しください。

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